産科診療について
妊婦健診
妊婦健診は、お母さんの健康とおなかの赤ちゃんの発育をみるために大切な健診です。 自覚症状がなく順調のようでも、トラブルがかくれていることもあります。きちんと妊婦健診を受けましょう。
料金
- 一律 4,000円

4D超音波断層法写真
リアルタイムで胎児が動いているのを立体画像で見ることができます。
外来に付き添いで来られたご家族の方もご希望であれば一緒にご覧いただけます。
写真やUSBで録画すればご家庭でお楽しみ頂けます。妊娠15週~35週まで撮影可能です。
料金
4D写真、録画は有料となります。
詳細は来院時にお尋ねください。

助産師外来
妊娠前期・中期・後期の3回、助産師外来を受診して頂きます。
おひとり約30分お時間を取り、妊娠中の生活から出産のこと、育児のことなどアドバイスさせていただきます。
不安なことがあればお気軽にご相談ください。バースプランをお持ちの方は、助産師外来でお伺いいたします。
※現在は新型コロナ対策のため、原則オンラインで行っています。予約方法など詳細は妊婦健診の際に説明させていただきます。
料金
- オンライン 330円
- 対面 500円
胎児心臓超音波検査
みなさまに安心して出産して頂くために、当院では妊娠7か月ごろの妊婦健診で胎児心臓超音波検査を行っています。大阪胎児心臓病研究会の幹事でもある当院の院長が検査を行います。
※予約方法など詳細は妊婦健診の際に説明させていただきます。
先天性心疾患は約100人に1人あり、疾患によっては出生後すぐに治療を行わないと生命にかかわることがあります。平成17年より1万例以上を検査し、これまで重大な先天性心疾患のほとんどは分娩前に高次病院へ紹介しています。
当院ではこの検査を始めて以降、赤ちゃんの心臓疾患が主な原因での新生児搬送はありません。
胎児心臓スクリーニングで異常が見つかった主な症例
平成18年6月~令和3年4月 約10,000例
- 血管輪
- 8例
- ファロー四徴症
- 5例
- 完全大血管転位症
- 4例
- 左心低形成症候群
- 2例
- 多脾症候群
- 2例
- 三尖弁閉鎖症
- 1例
- 総動脈管症
- 1例
- 無脾症候群
- 1例
- 修正大血管転位症
- 1例
- 大動脈縮窄症
- 1例
- 大動脈離断症
- 1例
- 縦隔のう胞
- 1例
- 総肺静脈還流異常症
- 1例
- 横隔膜ヘルニア
- 1例
特に赤文字の疾患は通常の超音波検査では診断がほぼ不可能な上に、出生後早急に治療をしないと赤ちゃんの生命にかかわる疾患で、妊娠中に高次施設へ転院して頂いたおかげで専門医の治療を適切に受けることができました。
